PHPメモ：スコープ

 

PHPのスコープについて整理しました。

 

スコープとは

変数や関数を使える範囲のこと。PHPの変数のスコープにはローカルとグローバルとスーパーグローバルの３つがある。

 

ローカルスコープ

関数の中で変数を使うときのスコープ。

function localVar($var){

　　var_dump($var);//ローカル

}

localVar('ローカル');

 

 

グローバルスコープ

関数の外で変数が使われるときのスコープ。関数の中で変数を使おうとするとNotice: Undefined variable: undefinedと表示される。（未定義の変数として扱われる）

 

$var = 'グローバル';

var_dump($var);//グローバル

 

関数の中で使うには変数の前にglobalと書く。

$var = 'グローバル';

var_dump($var);//グローバル

 

function localVar($var){

　　var_dump($var);//ローカル

 

　　global $var;

　　var_dump($var);//グローバル

}

localVar('ローカル');

 

 

グローバルで書かれていればincludeやrequireで読み込むファイルに書かれている変数も使える。

例えば、①index.phpとfunction.phpの２つのファイルを作って、function.phpで変数を作る。

// function.php

$var = 'インクルード';

 

②index.phpでfunction.phpを読み込んで変数の中身を調べる。

//index.php

include 'function.php';

var_dump($var);//インクルード

 

 

スーパーグローバル 

PHPで元々定義されている変数。どこでも使える。$_SERVERや$_POSTなど。

https://www.php.net/manual/ja/language.variables.superglobals.php

まとめ

ローカルは関数の中で使えて、グローバルは関数の外で使えて、スーパーグローバルはどこでも使える。

変数名がかぶらないようにするために、基本的に変数はローカルでつくっておくべきという認識です。あってるかはわかりません。

参考

マニュアル

https://www.php.net/manual/ja/language.variables.scope.php