リセットCSS内のタグとスタイルの意味について
リセットCSSを使う目的
ブラウザに元から指定されているスタイルをリセットすることで、ブラウザ間の表示を統一すること。
リセットCSSで指定されているタグとスタイルの意味
特にこだわりはないけど、よく模写でよく使うのがHTML5 Reset Stylesheet | HTML5 Doctorなので、その中に書かれているタグとスタイルの意味を書いていく。
タグやスタイルの中でも使うことが少なかったり、使ったことのないもの中心。
全ての要素と擬似要素にbox-sizing: border-box;を適用。widthを計算しやすくなる。
引用符を表示しない。
blockquoteタグとqタグの前後にコンテンツを追加しない。
abbrタグとdfnタグのtitle属性にドットの下線を引き、カーソルをヘルプカーソルに変える。ブラウザではカーソルが?で表示される。
tableタグの隣接したborderを重ねて、間隔を0で表示する。
タグ
他のサイトからの引用を示す。
こちらも引用。blockquoteが長い文章の引用に対し、qは短い文章や文の一部の引用を示す。
外部のコンテンツを埋め込むことができる汎用的なタグ。
整形済みテキストを表す。整形済みテキストとはファイル内のテキストのレイアウトをそのまま反映したもの。
略語を表す。title属性で省略する前の言葉を示すことができる。
例:HTML(Hypertext Markup Language)
文書に関する連絡先・問い合わせ先を表す。
なんらかの作品のタイトルを表す。
プログラムのソースコードを表す。インデントや改行などをそのまま表示させるときはさらにpreタグで囲む。
後から挿入、追記されたテキストを表す。下線が引かれる。
削除されたテキストを表す。取り消し線が引かれる。
用語が使われていることを表す。
強調したいテキストをイタリック体で表す。ただし重要なテキストを表したい場合はstrongタグを使う。
keyboardの略。ユーザーが入力する内容を表す。
プログラムによる出力結果のサンプルを表す。
数式や化学式などで使用される上付きテキストを表す。
supタグと逆で、 下付きテキストを表す。
プログラムのソースコードの変数を表す。
キーワードや製品名、印刷される際の太字などのテキストを表す。強調ではない。
声や心の中で思ったことなどのテキストをイタリック体で表す。
フォームの内容をまとめる。
fieldsetタグでまとめられたグループの見出しを表す。fieldsetの最初の子要素。
テーブルにタイトルや説明を入れる。tableタグ内に書く。
JavaScriptと合わせて使い、グラフやゲームグラフィックなどの図形を表示する。
テキストから参照される図表などを表す。
図表に注釈などをつける。
セクションの見出しをまとめる
文字数が少ないリストを表示するためのタグであるが、ulタグと役割が変わらないためほとんど使われない。
アコーディオンのような折りたたむ要素を作れる。
detailsタグの中の見出しの役割。
テキストをハイライトして目立たせる。
音声を再生するときに使う。
動画を再生するときに使う。
horizontal ruleの略。水平の横線を引き、話題の区切りを表す。
スタイル
ブラウザ規定のフォーカスを消す。輪郭線を消す。
フォントの基準線(フォントの下のライン)に合わせる。
背景色を透明にする。
参考サイト
2019年版!おすすめのリセットCSSまとめ | Web Design Trends
はじめてのHTML5 第2回『HTML5のさらに詳しいCSSリセット方法』 | HTML5でサイトをつくろう